けっこう、桜の花が散ったさくらの木も好きである。
あの青々とした葉っぱも気持ちがいい。
ぼくは5月が好きだ。
田んぼに広がる青いじゅうたんのような稲を見るのが好きだ。
中学のころ、部活で走る3キロの田んぼ道が、5月は一面青いじゅうたんに変わるのを見て好きになった。
やっぱり4月に入って、列車から見える景色が色とりどりになってきた。
いままでどれだけどよーんとした色気のない季節だったのかにやっと気づいた。
ってか、春がこんなに風景の色を変えていくのにいままで気づかなかった。
年をとるとこういうものもわかるようになるのか。
すこし成長。