きょうは、朝仕事が終わり、ゆっくり眠るはずが意外に早く目が覚めてしまった。 ひさしぶりに昔のブログを読み返した。 懐かしさと、こんなことを考えていたのかと小恥ずかしさを感じたり。 すっかり忘れていたことや、思い出せないこと、思い出せること、 …

はるか昔、言葉はひとつだった。 人間たちは神に近づこうと、天まで届く塔を築く。怒った神は言葉を乱し、世界はバラバラになった―。 旧約聖書に記された「バベル」の物語だ。 現代、我々の住むこの世界はどうだろう。 国と国は憎しみ合い、民族間の争いは絶…

「スィッダールター(ブッダ)は生まれてすぐに７歩進み、 天地を指差し『天上天地唯雅独尊』と言ったという。」 ブッダ＝(目覚めたもの)。 「 寒さと暑さと飢えと渇えと 風と太陽の熱と虻と蛇と これらすべてのものにうち勝って 犀の角のようにただ独り歩め …

インド。それは人間の森。木に触れないで森を抜けることができないように、 人に出会わずにインドを旅することはできない。 インドにはこういう喩えがある。深い森を歩く人がいるとしよう。 その人が、木々のざわめきを、 小鳥の語らいを心楽しく聞き、 周り…