仕事しててさ、夜の街を走って行くわけ。
沿線沿いにたくさんの部屋の明かりが見えて、
こんな小さな街でもこれだけの部屋の明かりがあるんだなぁって
改めて思うわけ。
そのたくさんの部屋それぞれに、
自分と同じような人たちの生活があって生きてる。
こんな小さな街でさえ、これだけの数があるのに、
世界にはもっともっとたくさんの部屋明かりがある。
じゃあ宇宙なんてものがほんとにあったら、
どうなっちゃうんだ、
なんてちっぽけなんだろうって思うわけ。
なんてちっぽけなんだろうって。
でもべつに、だからってなんともないわけ。
あぁ、そうなんだな、ってただ思うわけ。
そう、そうなんだなって。
そうゆうことなだけなんだよ。
そんな世界に、
自分もささやかに呼吸をしながら生きている
素晴らしいじゃないか。
こんな素敵な世界、
どうやったら想像できたんだろう。
だれが想像したんだろう。
天才だな。